冬季の仔犬繁殖(飼育管理)は大変です!
今朝、四国徳島は気温3.5℃、今年一番の寒さで車のフロントガラスも凍っていました・・(≧◇≦)
さて本日は、当ブログの拝読者様からソラの子育て並びに冬季の飼育管理等に付いての問い合わせを沢山頂いておりますので、我家(ご主人様)が今実施しております飼育管理を紹介させて頂きます・・( ご参考になれば幸甚です )
ご主人様は朝6時半に起床し、母屋で仔犬の離乳食のドックフードをお湯でふやかします。
その間に、身支度を終え、湯ノックスのお湯をバケツに汲み、犬舎にやって来ます。
先ずは、我々を運動場に出し、トイレを終えるまで朝食の準備をします。
朝食は、ドックフードと同量のお湯を入れたものです。
ドックフード量は、我々みんなの健康状態を考慮し、増減してくれます。
朝食が終わると食器を回収し洗浄の後、トイレで汚れた運動場の床を水洗し、ドライワイパーで水を綺麗にかきとります。
以上が、我々成犬の飼育管理です・・。
次いで、仔犬達の飼育管理が始まります・・。
先ず、母屋でミルクを作り、ふやかしたドックフードと一緒に持って犬舎の繁殖ケージにやって来ます。
次いで、肉ペースト(缶詰)の適量を別の容器に取り出し、お湯を注ぎながら細かくすり潰します。
そして、ミルクの容器に一緒に入れよく撹拌し、3つに分けた食器に分注します。
次に仔犬達を繁殖ケージの産室(産箱)から休息室に移動し、食器を入れます。
仔犬達を食器の周りに1頭1頭並べて行き、食事をさせます。
みんな、ペロペロと上手に舐め、あっと言う間に完食です・・。
次いで、ふやかしたドックフードを細かくすり潰し、残しておいたミルクと混ぜ食器に入れて行きます。
この時、ミルクが飲めなかった仔は必至で食べます(笑)。
ミルクと違って、ふやかしたドックフードは食べるのに未だ時間が掛かります。
この間を利用して、産箱内のステンレス製床網の下に敷いていますペットシーツを新しいのと取り替えます。
ペットシーツを交換している時も、仔犬達のお腹の膨れようのチェックは怠ることなく、ある程度大きくなった仔は産箱前のスペースに移します。
食事ペースは、子供達に個体差が有りますので、食べ過ぎに注意が必要です。
お腹が十分でない仔は、食器に残ったドックフードをネチネチと食べます。
又、お腹が一杯になった仔は遊びながら、必ずトイレ(ウンチ)をしますので、待ってやります。
そして、みんながトイレをし終わったのを見計らい、仔犬達は順次産箱に戻します。
・・が、もう少し大きくなると、休息室で暫く遊ばせてやります・・( 仕草がとても可愛いです )
最後に、母親のソラを繁殖ケージに戻します。
以上で、やっと全ての飼育管理が終了です・・( ご苦労様 )
この間、約2時間ほど掛かりますので、ご主人様の朝食はその後となります( 今朝は9時でした )
以上の作業を、朝、昼、夕と3回繰り返し行いますので、ご主人様は一日がアッと言う間に過ぎ去っていると思います。
・・ので、山入(狩猟)は仔犬達が旅立つ来年1月中頃までは行けそうもありません!・・(>_<)
しかし、新しいオーナー様が仔犬を引き取りに来た際、嬉しそにしながら帰って行かれるのを拝見しておりますと、「とても嬉しくブリーダー冥利に尽きる・・」との想いから日々頑張っておられると思います。
又、仔犬達も日々可愛くなりますので、疲れも癒されると思います・・(^.^)
ところが、ご主人様の作業を見ていますと持病の腰痛でとても辛そうです。
・・が、仔犬が旅立って行くまではダウンしない様に頑張って欲しいと願っています。
下の写真は、産室から休息室に移動し食事中の仔犬達です・・。
右の赤く写っているのが産室(産箱)です。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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