冬季に仔犬を迎える注意事項！

我家のソラの仔犬達も、いよいよ明日から新しいオーナー様がお迎えに来られます。

そこで、本日は冬季（極寒）に仔犬を迎えるための注意事項をお話しさせて頂きます。

ご参考になれば幸甚です・・。

●引取り（お迎え）上の注意
★来舎時間
出来れば、午前中に引取り、少なくても午後3時頃までには帰宅されるのがベストです。
やはり、仔犬は大好きな母親や兄弟と別れ、一生でとても辛い日でもある事をオーナー様は知るべきです。
ですので、早く家庭に慣れさせることが重要です。
★輸送箱
輸送箱は、仔犬に対して大きくない物を選定し、大きい場合は毛布等で空間を狭くします。
大きいと、車の中で揺られて車酔いをして仔犬の体力消耗に繋がりますので注意が必要です。

●ブリーダーに尋ねる事
・ブリーダーが仔犬を育てている環境を知る
・現在の仔犬の餌とやり方を知る
・飼育する上での注意点を知る
・絶対してはいけないことを知る
・今後のスケジュールを知る
・困った時の連絡先を知る


我家が推奨します一般的な注意事項は以下の通りです。

●飼育場所
冬季は、外気温も低温で極寒になることも少なくありません。
先ず、この時期は温度管理が仔犬にとって最も重要ですので、外飼いであっても3月頃の気温が温かくなるまでは家の中で飼ってやるのがベストです。
出来れば、エアコンが入って温かい「居間」等にサークル「700×800×1200」にペット専用ベット、ペットシーツ、給水器を入れ飼育されることを推奨します。
そして、家族が居る時はサークルから出してやり、家族とのコミュニケーションを図ることも将来においてとても大事です。
但し、居間に放している場合は、何時でもトイレが出来る様にサークルの扉を開けておきましょう！

●食事
★食事は、ペットフードを主食にします。
食事量は、仔犬の糞の形状を良く観察し増減します。
フード量が多すぎますと軟便や下痢になりますので注意が必要です。
逆に、黒くコロコロしている場合は、フード量が少ないので少しづつ増量します。
糞の形状は、形が残る柔らかい状態がベストです。
餌は、やりっぱなしではなく、その都度「完食」させる学習（習慣）が大事です。
フードの銘柄としては、我家では十数年間に渡り国産のユニ・チャーム社製『愛犬元気』を使用しています。
我々サツマは中型犬ですが、上記フードのみで大きく成長し、且つ、狩猟での長時間追跡にも耐えています。
水はぬるま湯をやり、給水器はひっくり返らない重い物を選びます。
食事回数は、原則朝夕の2回ですが、噛まずに早食いする場合は軟便や下痢を伴うこともありますので、3回に分けてやると防止できます。
尚、下痢を治すには絶食にするのがベストです・・（絶食は朝食を抜いて様子を見て、治っておれば少量を与えます）
★絶対やってはならない事
牛乳をやると、下痢を起こしますので絶対やってはなりません。
ミルクを飲ませる場合は、人用ミルク「０才児から」を人と同じ調整法で作り、最初は30cc位から始め、様子を見ながら増量します。
我家では人用粉ミルク『はいはい』を使用しています。
※　ミルクは、仔犬の成長には最適ですので、1缶（約2000円）を購入すれば、生後3ヵ月頃までは使用できます。
我家では、ドックフードを与える前に約50ccのミルクを飲ませ、その後ドライフードを与えています。
※　水分補給にもなり、水を殆ど飲まなくて済んでいます。

●先輩犬との共存
先輩犬が居る場合は、最初から一緒にしないでサークル越しにお見合いさせ、様子を見ながら遊ばせるのがベストです。
新しいオーナー様宅における初日の想い出では、仔犬にとって一生涯忘れることがないことを理解し、仔犬が尻尾を垂らしている時は「警戒」している、また尻尾を股に巻き込んで隅に逃げて行く場合は「恐怖」を感じているサインですので、速やかに抱っこし優しくく声掛けしてやります。


【　後記　】

冬季の仔犬管理は、一も二も温度管理に付きます・・。

幾ら高価な餌をやっても寒さで体調を崩し下痢をしたり、急激な温度変化は風邪を惹きますので注意が必要です。

飼育温度は、15℃～20℃がベストです・・。

尚、仔犬引取の際は、前もって自ら教えてもらいたい事項についてメモ書きしておくと、ブリーダーさんも快く教えて頂けると思います。

仔犬の引取は、別のオーナー様と一緒になることも少なくありませんので、メモ書きしておきますと当日お聞きできなくても後日連絡して頂けると思います。

尚、仔犬の事（飼い方、病気など）で心配事があれば、仔犬の為ですので遠慮なくブリーダーさんに連絡されることをお薦めします。

我家では、『　動物病院に行く前に必ず連絡して下さい・・　』とお伝えし、症状に対する適切なアドバイスを差し上げています。

また、引取後の1ヵ月以内に「ジステンパー、パルボ」に感染し死亡した場合は、次回繁殖した仔犬を優先的に無償譲渡する様にしています。

仔犬の野外散歩は、生後3ヵ月で8種混合ワクチン接種と生後4ヵ月に2回目のワクチン接種を終了するまでは絶対にしてはなりません。

その間、他犬との接触がない家庭内（庭など）で遊ばせるのがベストです。

他犬と同じコースを散歩しますと、万一病気（パルボ等）持ちの犬が居た場合は感染することも少なくありませんので注意が必要です。


最後に・・・

明日からソラの仔犬達の引取り（お迎え）が始まりますが、日本海側では大寒波で凄い積雪となっておりとても心配しています。

どうか、お迎えは無理をせず安全第一でお越しくださいませ！

尚、当日のやり取り（連絡）はメールでは行き違いが生じますので、必ず「電話」でお願いします。


下の写真は、今朝に撮影した仔犬達です。

随分、立派なサツマビーグルに成長しています！・・(^^♪

（　写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます　）




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました！

もし宜しければ、応援のつもりで下の写真をクリック頂ければ幸甚です！


にほんブログ村