ペット

2017年10月 4日 (水)

マレ号の子育て(3)

お早うございます。
四国徳島は、曇り空で少し肌寒いですcloud
ご主人様は、娘さんがお産のために帰っており、山にも行けず仔犬とお孫さんのお世話で大変の様ですlovely・・・(笑)
 
お孫さんは30分程離れた隣町の保育園に行っており、月曜日から金曜日までは、朝は8時に送って行き、夕方4時に迎えに行っています。
我々の飼育管理は、朝は5時30分から、昼も仔犬とマレの食事、夕方は4時30分頃から行っております。
我々の管理が終わると母屋に戻りお孫さんをお風呂に入れますcoldsweats01
 
ご主人様は、朝早くから夜まで、スケジュール一杯の様です。山に暫く行けそうもないのでストレスが溜まらなければ良いのですがwobbly・・・(笑)
 
マレ号の仔犬も日増しに大きくなり、離乳食も上手に食べれるようになりました。
今はミルクと仔犬用の肉の缶詰を与えていますが、明日からは少しずつ柔らかくしたドックフードを混ぜて与えるらしいです。
とても美味しそうな良い臭いがするので我々も食べたいとご主人様に催促するもニコニコするだけで相手にしてくれません・・・トホホ!
 
今朝の仔犬の写真と動画を紹介します。
 
写真 生後30日になった仔犬達
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2017年8月29日 (火)

マレ号出産まで後10日

ご主人様が心待ちにしているマレ号の出産予定日まで後10日となりました。マレ号は、朝夕の食事も完食し、健康状態も良好です。お腹も随分大きくなっており、我々も大いに期待しております。お腹が大きく垂れ地面に付きそうです・・・(笑)

この仔犬は、四国プリンス犬舎の系統繁殖4代目となります。ご主人様の繁殖計画に基づいたもので、父親は素晴らしい体躯の持ち主のアサ号です。アサ号は種牡デビューで初子となります。
生れて来る仔犬の体型は、マレ号の大きな頭骨大きな絞り耳に、アサ号の均整の取れた筋肉質で美しい体躯が融合し、これぞ純血サツマビーグルと言える見事な体躯の出現に大きな期待を持っています。

ご主人様が期待している仔犬が産まれることをみんなで見守り祈念しております。
仔犬が産まれましたらまた報告します。


写真①・・・母親のマレ号(妊娠50日目)
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写真②・・・父親のアサ号
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2017年7月 3日 (月)

里親募集(第1回)

昨日、四国四県は日中の気温が35℃を超える猛暑になりました。久しぶりの梅雨の間の天気となり、ご主人様はアサ号を連れて山入りしましたが、標高700mの高地における早朝訓練でも午前7時を過ますと暑くて汗だくとなり、訓練は早々に切り上げて帰って来ました。夏季訓練は水分補給に水筒持参を忘れないようにしましょう!。
 
さて本日は、日本狩猟犬サツマビーグル保存会員様からの依頼による里親募集犬をご紹介させて頂きます。
何れも純血サツマビーグルで、今後同犬の保存(繁殖)を考えておられる方にはまたとない機会でありますのでご検討ください。
 
尚、下記犬に関する問い合わせは事務局(090-7787-3299 久米)までお願いします。
●募集経緯=病気療養、高齢、家事都合。
●性格・特徴=従順で温和
●健康状態=良好
●分譲価格=要相談
●引渡し=引取希望(要相談)
 
写真① チコ号 牝5才 ノウサギ猟 完成犬
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写真② ヒメ号 牝1.5才 ノウサギ猟 (1才まで山入り)
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写真③ リリー号 牝0.6才 山入り基礎訓練中
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写真④ モモ号 牝1.5才 ノウサギ猟 (1才まで山入り)
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【ワンポイントアドバイス】
ノウサギ猟で訓練された犬は、シカ猟にも使用可能です。当犬舎の名シカ猟犬種牡ハク号、テツ号、シロー号も鹿児島ではノウサギ猟犬として使用されていましたが、当地徳島に来てからはノウサギが少なく逆にシカが多く生息していることから、自然とシカ猟犬となっております。
 

2017年3月19日 (日)

連休で遠方より犬舎見学

土曜日を入れると三連休だ!
四国徳島は日中は18℃と暑いくらいの陽気である。
最近は、四国お遍路にお参りに来られる方も多く、サツマビーグルを是非一目見たいと犬舎の見学者も多くなている。
なんと今日は、遠く静岡県浜松市から、四国旅行の途中にご家族7名で来舎された。
サツマビーグルは初めて見たとのことである。色々と質問されが次の旅行先の松山市への移動から十分な説明時間が取れなかったが、大変興味を持って頂いた。
ご家族は、お父様がハンターで現在数頭の猟犬を飼育されているとのこと。その関係かお孫さん達はとても犬好きの様で、初対面の我々にすぐさま接近し、身体に触れたり頭を優しく撫でてもらった。我々は本来警戒心が強いはずだが、今日はみんなメロメロである。
ご家族がお帰りになるなり、みんな異口同音にあのような素晴らしいご家族の下で生活してみたい・・・との感想だ!。
ご主人も奥様も大層ご家族に好感を持って接しておられ、素晴らしい一日となった。
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2017年2月26日 (日)

ペットになったサツマビーグルのテル君

テル君は、当犬舎におけるサツマビーグルのペット第一号である。
オーナー様は、福岡県のK氏で、長年教職をされていた。オーナー様は、昔のサツマビーグルを良くご存じで、ご主人様が管理運用している「日本狩猟犬サツマビーグルの郷」を興味深くご覧頂いていた。定年退職を機に健康維持のため是非サツマビーグルを飼育したいと決意。早速ご主人様にサツマビーグルへの思いを手紙に託した。ご主人様は達筆な手紙を受け取りその思いに感動すると共に長年の勤務に対するに感謝の気持ちも込めて、快く飼育を託したと聞く。
 
テル君のお父さんは、ハク号、お母さんはエリー号で2015年3月30日に生まれた。仔犬の時は兄妹7頭の内、最もチビ(みんなの半分の大きさ)だったと聞く(宮崎県のトク号とサツマⅠ号とは同腹犬)。
しかし、現在は体高47cm、体重17kgと標準的な体躯に成長しており、仔犬の時のチビはその後の成長には関係ない・・・やはり両親の遺伝が左右することを知る。

オーナー様は、テル君の成長ぶりを仔犬の時からその都度ハガキに達筆で様子を書いて送って頂いている。今まで数々のエピソードがあるが、ご主人様が一番印象に残っていることを紹介する。
それは、生後5ヶ月になった時に、ペットの「しつけ教室」に入り、週に2回オーナー様と通っていた。最初みんなからテル君の耳の長い色白の犬が珍しく・・・なんていう犬種なのですか・・・等々、指導する先生も知らなかった。。。もちろんテル君は教室一番の人気ものになったらしい。更にペットとしてのしつけ訓練が始まると、なんと教えたことは直ぐに覚えるという賢さ・・・。。。指導の先生も大変驚いた様で、3ヶ月の予定で有った訓練メニューを僅か1ヵ月余りでマスターしたと聞く。
サツマーグルは利口で賢いと言われているが、それを証明したような出来事だった。。。
テル君は、屋内で飼われているが、叱るとそのことを良く理解し、その後は家具や置物等に悪戯をすることはないらしい。また、トイレも完璧で、何よりも屋内飼育で問題となるのが「体臭」であるが、全くと言っていいほど体臭は無く犬を飼っていることを明かさなければ分からないと聞く。

今後ハンターは、我々サツマビーグルと同じく絶滅の道を歩むことはもはや誰も止めることはできないとご主人様も考えており、ペットとしての生き残りを考えて頂いている。
現在、全国に譲渡した仔犬の内、ペットとして飼育しているのはテル君を入れ8頭。同犬の内4頭は秀逸犬で絶滅回避の秘蔵犬としてご主人様が飼育委託されている。
かって日本に猟犬として山野を駆けまわっていた柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、秋田犬、北海道犬も現在は天然記念物の指定を受け、猟犬としてよりペットして飼われる犬が多い。これらの犬も猟犬としてだけなら恐らく絶滅していたことであろう!。

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2017年2月 3日 (金)

ブーギー系アメリカンビーグル13代目

当犬舎は、我々サツマビーグルを飼育するまでは、約43年間に渡りブーギー系アメリカンビーグルの系統保存をしていました。しかし、今は三重県の猟友に保存を託している。写真のダイナ号は12代目の男の子である。この度、4年振りにダイナ号に同系のローラ号を交配し13代目の繁殖を計画していると聞く。
ダイナ号もローラ号も実猟はもとよりトライアル(競技会)でも大活躍しており、ご主人様も今から楽しみにしている。
仔犬が産まれたら報告しますね・・・。
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写真:四国プリンス犬舎で系統保存しているブーギー系アメリカンビーグル
●犬名=シコクプリンス・ブーギース・ダイナ 牡4才(血統書:全日本狩猟倶楽部)
●特徴=体躯は重心が低く筋肉質で、毛色は全身黒勝ちで野武士を彷彿させる。また猟芸は、捜索範囲が広くスピーディな狩り込みから起こしが早く、美しい追い鳴きでノウサギを4時間以上追跡する。
 

2017年1月 8日 (日)

日本狩猟犬サツマビーグル保存会の紹介

サツマビーグルは、明治後半に当時政府要人が洋行の折に持ち帰ったハウンド(フォックスハウンド、ハーリア、英系ビーグル等)と地犬(薩摩犬)を交雑し、その後約100年と言う長い歳月をかけ、鹿児島(薩摩)の辺境の地で偶然にも品種改良された珍しい狩猟犬である。

当時は各地方で色々な系統の犬が飼われていたが、昭和初期に出水地方で飼育されていたバセットハウンドが入血されものは長く大きな絞り耳を持っており、これが大変好感され、猟芸も良かったことから口コミで鹿児島県下に普及し好んで飼育されるようになった。その後、川内地方(現在の薩摩川内市)等で保存会が発足し、品評会が盛んに行われるようになり、大きく曲がった前足の欠点も改良され新犬種としての品種改良(固定)が完成し、今日のサツマビーグルが誕生した。
同犬は、優秀な獣猟犬(ウサギ、シカ、イノシシ等の獣類を狩るための猟犬)として発祥地の鹿児島県を初め全国各地のハンターに使用されている。
猟芸は、獲物を発見すると連続した大きな鳴き声で追跡する。また、ハウンドにありがちな長が追いはせず(主人が探しに行かないと迷って帰れない)、約2時間で放犬した場所に必ず戻ってくる素晴らしい特性を有する優れた狩猟犬である。
しかし、現在はハンターやブリーダーの減少と高齢化等により、本場鹿児島でも純粋種が激減し、絶滅が危惧されている犬種である。しかし、最近はペットとして飼育されることも少なくないが、犬種の品種改良や固定(保存)には、専門のブリーダーの存在が不可欠であり、同犬種の絶滅を救うにはこの点が今後の課題である。
本保存会は、上記した課題を解消すべく、昨年8月1日に全国の純血サツマビーグル愛好家の有志によって設立された。